今も昔も・・・①

なんとなく、昨日読み終えた本『春のオルガン』
の影響で、私の昔話など・・・

昔の私・・・一言で言うなら、野生児だったかな？
色々、トラウマも出来た小学校の頃・・・

その①　桃泥棒

近所の畑に桃の木がありまして、
こっそり、入って桃をひとつ失敬致しました。
美味しそうな桃に何を思ったか頬ずりしてしまい、
「チクッ！」桃には無数の棘？みたいなのがあって
それが、私のほっぺたに・・・
慌てて、家に帰り顔をザブザブ洗ってみたけど、
一向にそれは取れてくれず、
親は留守だったけど、他所様の桃を盗んだとは
到底、言えず・・・。泣いた覚えがあります。
そのまま、泣いて眠ってしまったような・・・

それから、どぉやって、その痛みが消えたのかは覚えてない
もちろん、その盗んだ桃も、多分バチが当たったとでも
思ったのか口にする事はなかった・・・と思う（笑）
それから、二度と桃をはじめ、なんでも頬ずりをする事はしない。
動物は別だけどね（笑）

その②　花盗人

なにを、考えてたのか、プラプラ当てもなく
近所の川とかに散歩に行くのが好きだった私・・・
大きなお家のお庭に綺麗な鈴蘭やマーガレットみたいな花が咲いてました。
それが、丁度、少しだけ庭のフェンスより道路に飛び出していたので
罪悪感も何も感じないまま摘んでしまいました。
何故だろ？その時、母の喜ぶ顔が見たいと思ったのです。
「そぉだ！お母さんのお土産にしょう！」
私はルンルンで家に帰り母にどぉぞっと渡しました。
「どぉしたの？」っと目を丸くして聞く母に
咄嗟に、なんであんな嘘を思いついたのか、
口を突いて出てきた言葉は
「引越しするから、って庭の花を皆で取ってたんよ、私もお手伝いしてもらったんよー」
「そーなの、ありがとう、姉ちゃん。」
ありがとう、って母に言われた途端、すごい罪悪感に苛まれたのを、
今でもはっきり覚えてる。
人の花を勝手に取って来た事より、
嘘を付いてお礼を言われた事の方がはるかに悪い事をした様に思えた。
「そんな、事ある訳ないだろっ」って
いっそ、この嘘を見破ってくれれば良かったのにって自分のした事の
過ちなのに母を責めたりもしてしまって・・・
それから、嘘のプレゼントはしない事にしてます（笑）


昔の私・・・一体何を考えてたんでしょうね～
忘れないように、続きは又です（笑）